Warning: Undefined array key "admin" in /home/xs814844/architopia.jp/public_html/news/detail.php on line 11

NEWS&
COLUMN

お知らせ・コラム

  1. TOP
  2. お知らせ・コラム
  3. 高気密高断熱住宅のメリットとは?一年中快適な温度と光熱費の節約を実現

高気密高断熱住宅のメリットとは?一年中快適な温度と光熱費の節約を実現

高気密高断熱住宅のメリットとは?一年中快適な温度と光熱費の節約を実現

家づくりにおいて、一年を通して快適な住環境と、それに伴うランニングコストの削減、そして健康への配慮は多くの方が関心を寄せる点です。
高気密高断熱住宅は、こうしたニーズに応える選択肢として注目されています。
これらの住宅は、外気温の影響を抑え、エネルギー効率の良い暮らしを実現する可能性を秘めていますが、その魅力を最大限に引き出すためには、いくつかの重要な要素を理解しておくことが大切です。
今回は、高気密高断熱住宅がもたらすメリットと、その恩恵を享受するためのポイントについて解説します。

□高気密高断熱住宅のメリットとは

*快適な温度を一年中保つ

高気密高断熱住宅は、住宅の隙間を極力なくし、断熱材を壁や天井、床などに効果的に施すことで、外気温の影響を大幅に軽減します。
これにより、夏は外部からの熱気を遮断して涼しく、冬は室内の暖かさを外に逃がさず暖かく、一年を通して快適な室温を安定して保ちやすくなります。
部屋間の温度差も少なくなるため、家の中のどこにいても快適に過ごせる空間が実現します。
例えば、冬場にリビングと寝室の温度差が数度程度に抑えられるイメージで、外気温が氷点下であっても、室内は常に心地よい温度に保たれることが期待できます。
これは、魔法瓶が内部の温度を一定に保つように、外からの熱の出入りが少なく、室内の温度が安定する効果によるものです。
結果として、朝起きた時の寒さや、帰宅時の不快な暑さ・寒さといった、急激な温度変化によるストレスを感じにくくなります。
UA値(外皮平均熱貫流率)やC値(相当隙間面積)といった断熱性・気密性を示す専門的な数値が低いほど、こうした快適性は高まります。

*光熱費の節約効果が大きい

室内の温度が一定に保たれやすくなることは、冷暖房機器の稼働を最小限に抑えることにも繋がります。
エアコンなどの設定温度を極端に高くしたり低くしたりする必要が少なくなり、頻繁な温度調整も不要になるため、エネルギー消費量を削減できます。
結果として、日々の光熱費の節約に貢献する効果が期待できます。
例えば、夏場にエアコンの設定温度を28℃にしても、体感温度が涼しく感じられたり、冬場も暖房を弱めに設定しても室内は暖かく保たれたりするため、月々の電気代やガス代が数千円から1万円程度削減される可能性も考えられます。
これは、少ないエネルギーで同じ快適性を得られるため、環境負荷の低減にも貢献します。
初期投資はかかるものの、長期的に見れば、数年から十数年で元が取れる、あるいはそれ以上の経済的なメリットをもたらす賢い選択と言えるでしょう。

*健康リスクを低減できる

住宅内の温度差が小さくなることは、健康面においても大きなメリットをもたらします。
特に冬場に起こりやすいヒートショック(急激な温度変化による血圧や脈拍の変動)のリスクを軽減することができます。
これにより、ご家族、特に高齢者の健康を守ることに貢献する住まいと言えるでしょう。
具体的には、冬場にトイレや洗面所、浴室など、家の中でも比較的温度が低くなりがちな場所へ移動する際も、リビングとの温度差が少ないため、血圧の急激な変動が起こりにくくなります。
ヒートショックは、交通事故による死亡者数よりも多いという統計データもあり、そのリスクを低減できることは、健康寿命を延ばす上で非常に重要です。
また、温度差が少ないことで、乾燥しすぎによる喉や肌の不調、カビの発生抑制など、アレルギー症状の緩和にも繋がる可能性があります。

□高気密高断熱住宅がもたらす恩恵

*結露を抑え家を長持ちさせる

高気密高断熱であることにより、住宅内の湿度を安定させやすくなります。
その結果、壁内や窓などに発生しやすい結露を抑制することが可能です。
結露は、カビの発生や建材の劣化を招く原因となりますが、これを抑えることで、住宅自体の耐久性を高め、建物を長持ちさせることに繋がります。
例えば、冬場に窓のサッシや壁の表面に水滴がつくといった現象が起こりにくくなります。
これは、室内の暖かく湿った空気が冷たい表面に触れて水滴となる「結露」のメカニズムを抑制するためです。
結露は、目に見える場所だけでなく、壁の内部で発生する「内部結露」として建材を腐食させ、断熱材の性能を低下させることもあります。
カビやダニの発生を抑えることで、アレルギーやぜんそくのリスクも低減し、住まいの健康維持にも寄与します。

*静かな室内環境を実現する

気密性の高い家は、外部からの騒音、例えば車の音や近隣の生活音などを効果的に遮断する遮音性能も高まります。
また、断熱材は音を吸収する効果もあるため、室内の音が外部に漏れにくいという側面もあります。
これにより、静かで落ち着いた室内環境が実現し、リラックスして過ごせる空間となります。
具体的には、幹線道路沿いや鉄道の近くといった騒がしい立地であっても、室内では外部の喧騒が気になりにくく、静かに過ごすことができます。
近隣の話し声や犬の鳴き声なども効果的に軽減されるため、集中して作業に取り組みたい時や、読書、睡眠など、静けさが求められる活動に最適です。
さらに、室内の音が外部に漏れにくいことは、夜間のテレビの音や話し声が近隣に響くといった心配も減らし、プライベート空間としての満足感を高めます。

□高気密高断熱住宅を活かすポイント

*計画的な換気は必須

高気密高断熱住宅は、外気の侵入や熱の流出を効果的に抑える反面、室内の空気がこもりやすくなるという特性があります。
室内の化学物質やハウスダストなどが滞留しやすくなるため、シックハウス症候群のリスクを避けるためにも、計画的な換気は不可欠です。
現在では、24時間換気システムの設置が義務付けられており、これを適切に運用することが、健康で快適な室内環境を維持する上で重要となります。
例えば、料理の臭いやペットの臭いが室内にこもりにくくなり、常に新鮮な空気を保つことができます。
シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの有害物質を効果的に排出し、室内の空気を清浄に保つためには、換気システムのフィルターを定期的に清掃・交換することが大切です。
フィルターが目詰まりすると、換気効率が低下するだけでなく、アレルギーの原因となるホコリなどを室内に撒き散らしてしまう可能性もあります。

*施工会社の選定が肝心

高気密高断熱住宅の性能は、設計や施工の精度に大きく左右されます。
断熱材の施工に隙間があれば内部結露の原因となったり、気密性が設計通りに確保されなかったりする可能性があります。
そのため、高気密高断熱住宅に関する豊富な実績や専門知識を持つ、信頼できる施工会社を選ぶことが、その性能を最大限に引き出すための鍵となります。
具体的には、断熱材が壁や天井に隙間なく充填されているか、気密シートが丁寧に貼られているかなど、細部の施工品質が完成後の性能に大きく影響します。
信頼できる会社は、気密測定(C値測定)を実施し、その結果を開示してくれることが多いです。
また、断熱材の種類や施工方法、気密テープや防湿シートの適切な使い方といった専門知識を持ち、品質管理体制が整っているかどうかも確認すべき